破天荒な健康ノート

こんにちは 元気に生き生きと生活する情報をお届けしています。ぜひご参考ください。

集中力を持続する脳

人間の集中力には

ロケットの打ち上げのように

2段階方式になっています。

 

*まず、ドーパミンで打ち上げる

 

人は何かきっかけがないと行動できません。

 

快感をもたらす報酬がないと

その先を進もうとしません。

 

ロケットの打ち上げ時もそうですが

燃料を大量に噴射して

徐々に空へと打ち上がっていきます。

 

物質を地上に押さえつけている重力に逆らうのは

とてもエネルギーが要ります。

 

人間の脳も同様で

基本的には快楽主義です。

辛い・キツイ・苦しいを避け

ラク・キモチい・快適でいたいと考えます。

 

しかし、

勉強して知識を身につけたり

しごとで次のステージを目指したり

目標を達成するには

一度自分を押さえつける重力に逆らわなければいけません。

 

脳にとっての重力(抵抗)は”無知・未経験”です。

勉強で苦手意識を持ってしまうのは

知識が薄く、勉強からあまり快感を得ていないからです。

 

ですので、テキストを開く事も嫌になってしまったり、

勉強することをやめてしまうのです。

 

しかし、行動しないと身につきません。

 

ですので、まず、打ち上げてしまいましょう(笑)

 

打ち上げる=第一歩の行動に注力するのです。

 

そして、それに成功したら大いに喜びましょう。

あなたのロケットは正常に動き出しました(ワーイ)

 

なぜならば、行動するときに一番大変なのは

押さえ付けられている状態から解放されることだからです。

 

「今日は~~を勉強する!!」

の前に

「今日は~~のテキストを開く」「机に座る」

という初動の目標を用意します。

 

これが当たり前になってくると

テキストを開くことは当たり前になりますので

あとは本来の目標に突き進んでいきます。

 

*エンドルフィンに切り替え軌道に乗る

 

作業に取り組み始めても

しばらくすれば集中が散漫になり

作業効率が落ちてしまいます。

 

メールが気になったり

テレビやネットの情報を見たくなったり

お腹がすいてきたり

眠くなってきたり

・・・

 

図書館でよく見かけますが

せっかく静かなところで

席を確保しているのに

机に伏していたり、スマホをいじっていたり・・・

(図書館の机には落書きが非常に多いです)

 

勉強しないなら席譲ってやれよって感じですが、

彼らは最初の打ち上げ時のエネルギーが尽き

地面に落ちてしまったロケットなのです。

 

ロケットはある程度うち上がったら

打ち上げ時に使った動力を切り離し

身軽になった状態から再び動力を噴射し

軌道修正していきます。

 

人間の脳も最初の頃の集中力や愛着が徐々に薄れ

飽きたり、別のことに興味を抱くようになります。

 

しかし、ここからさらに行動するには

”没頭”する状態になる必要があります。

 

没頭状態になるにはさらなるエネルギーを

引き出さなければいけないんじゃないか?

 

と考えがちですが

そうではありません。

 

エネルギー注力は打ち上げのときがMAXです。

 

没頭しているときはむしろ体はリラックスしています。

すでに快感なのです。

 

脳は快感を求めるものなので

わざわざ快感を手放す必要はありませんね。

 

快感状態になるか、ならないかを左右しているのは

感情です。

 

感情は人が普段から自然に使っているエネルギーです。

わざわざ引き出さなくても良いものです。

 

”面白い”と夢中になるのも

”好奇心”で調べるのも

”嫌いだ”と拒絶するのも

 

全て感情だからです。

 

最初に知ったときはたいして興味がなくても

やってるうちに興味が出てきて

すごいはまってしまった。

なんてことはありますか?

 

これは最初は感情が働かなかったけど

接しているに感情が働き

感情で行動している状態になったことを示しています。

 

勉強などで

すぐに集中が途切れてしまう場合は

取り組んでいることに対して

感情が動かなかった、もしくは

別のことに、より感情が働いた

ということです。

 

ですので、集中を削ぐ情報やものは遠ざけたほうが良いのです。

 

感情が動かない中

無理やり勉強すると

常に最初の起動エネルギーを使うことになり

「あれは大変だ。もうやめよう」

となってしまいます。

 

これは、ドーパミンという”やる気”で行動する脳内ホルモンから

エンドルフィンという”夢中”にさせる脳内ホルモンへの

シフトが脳内で行われているのですが、

 

長期的な計画も

一回の勉強などの短期的な行動も

同じ原理だと思われます。

 

長期的な感情とは”情熱”でしょうね。

 

集中力を持続させるには

感情を揺さぶることが重要であり

何度やっても感情が動かないのであれば

取り組み方を工夫してみるか

さっさと撤退するほうが良いでしょう。

 

情熱があれば、行動への足取りも軽くなります。

 

ありがとうございました。

体の衣替えをする

ファッション業界では

夏に冬に販売する新商品のプロジェクトが始まり

冬に夏に販売する新商品のプロジェクトが始まると言われています。

 

夏の暑さピーク時期にモデルさんが

ダウンジャケットやコートを着て雑誌の撮影をするみたいですね。

 

*夏(冬)の生活が冬(夏)の生活に影響する

 

夏のうちに冬のことをある程度意識していたほうが

季節が変わった時に対応できやすくなります。

 

夏から冬にかけて

徐々に気温が下がっていきますので

徐々に汗をかく量が減っていきます。

 

体に水分がたまっていき

熱を奪うので、冷え性になったり

寒さに弱い体質になります。

 

冬は寒さから体を動かす機会が減りますので

脂肪がつきやすくなります。

 

*夏(冬)に怠惰な生活をすると冬(夏)に影響する

 

夏の体は暑さに対応します。

汗をかいたり、熱のやりとりがかなり頻繁なので

体を循環する水の量が多くなります。

 

夏に怠惰な生活をしてしまうと

体の水の循環が悪い状態で

冬を迎えてしまいますので

寒さに弱くなってしまいます。

 

逆に冬に怠惰な生活をすると

体に溜まる水分量が必要以上に増えてしまい

夏に体が動かなくなってしまいます。

夏バテや夏風邪の原因になります。

 

これが悪循環となってしまうと

季節の変わり目ごとに

体が徐々にじょじょに弱体化してしまいます。

 

*筋肉が重要

 

怠惰な生活とは

体を動かさない

暑さ寒さをしのぐ冷暖房器具に頼りすぎる

過剰・偏向な食事です。

 

暑いからといって

クーラーに依存した生活をしていたり

アイスばかり食べていると

体の本来の機能が麻痺してしまうのです。

 

夏でも冬でも

筋肉を動かすことが有効です。

運動をすれば防ぐことができます。

 

クーラーの効いた部屋にいる時間が長くても

運動をすることで体の機能を補うことができます。

 

冬に筋トレをすれば

脂肪が体に蓄積することを防ぎ

筋肉が活発に収縮することで

血行の悪化が防げます。

 

一般的な話として

夏には汗をかいて水分の循環を活発にすること

冬は筋肉を強化して脂肪をつけすぎないことに

意識すると季節変化に対応しやすくなります。

 

*夏なのに頭の中は冬の事

 

冒頭でファッション業界のお話をしましたが

 

夏のうちに冬の事をイメージできていると

夏をダラダラと過ごすことがなくなります。

 

漠然と「運動しないと冬きついかなぁ」

という程度のイメージです。

 

冬の商戦は夏に始まり

夏の勝負は冬に始まるのです。(笑)

 

夏にいい体をして

ムキムキの腹筋シックスパックで

ビーチをさっそうと歩きたいのなら

冬に一生懸命筋トレしていないと

春先から始めたのでは間に合いません。

 

間に合う人もいるかもしれませんが、

冬にまた元に戻りやすいです。

 

季節の変わり目ごとに体調が良くなっていく

正のスパイラルに入りましょう。

 

ありがとうございました。