破天荒な健康ノート

こんにちは 元気に生き生きと生活する情報をお届けしています。ぜひご参考ください。

感情表現が体を動かす

日本人はもともと感情表現が苦手な民族です。

 

島国で長い間、単一民族として生きてきたため

派手なジェスチャーや派手な感情表現がなくても

コミュニケーションが成立したからでしょう。

 

欧米人を見ているとかなり感情表現が達者です。

表情だけで感情が伝わって来る人が多いです。

 

スポーツ中継を見てると

選手・スタッフはもちろん、観客の感情表現が

日本とは異質だなと感じてしまいます。

 

当然、日本でも盛り上がりますが、

欧米と比べてしまうと静かなものです。

 

アメリカだと映画館で

見終わって素晴らしい作品だったら

スタンディングオベーションで拍手と歓声を送るそうです。

 

日本でそんなことをしたら

変人扱いです。(笑)

ヒソヒソと笑われ、白い目で見られるのが

日本の映画館です。

 

感情を表現するときは

人は体が勝手に動きます。

 

ガッツポーズをするにしても

疑問に対して手を広げるジェスチャーにしても

大声を上げるにしても

体の筋肉を動かします。

 

*普通では感情は沸き上がらない?

 

日本人に

「今日はいい日だったかい?」と聞くと

ほとんどの人が「普通」と答えるそうです。

 

「とても素晴らしい1日だった」

なんて答える人は本当に少なく、

「悪い1日だったよ」

と答える人の方が若干多いのですが

それよりも圧倒的に

 

「普通」

 

と答える人が圧倒的に多いのです。

 

普通とは可もなく不可もないということだと思いますが

これって結局質問に対して答えていないだけだと思います。

 

今日はいい日か悪い日か

YesかNoで答えればいいのに

それをしない。

 

これは単純に回答を保留して

考えないようにしているだけです。

 

*普通=考えない→動かない

 

私の学生時代、部活動で

毎回記録を活動ノートにつけるときに

その日の体調を5段階で評価する項目がありました。

 

大抵「3」に丸をつけていました。

ちょっと筋肉痛だなって日は「2」です。

 

仲間もみんな同じような感じで

基本は「3」か「2」でしたね。

おそらく、集団意識というものも働いていて

暗黙の基準ができてしまっていたんと思います。

 

しかし、私は心のどこかで思っていました

「自分が体調『5』のときは永遠にないのか…」

と。

 

いま思えば、風邪をひいたり、怪我でもしていない限り

基本体調は「5」です。

そうでなければ、体調が5になるなんてこと

ステロイドみたいなことしない限り起こりえません。(笑)

 

要は、体調を5段階中3に設定すると言うことは、

体調のことなんか考えていなくて

周囲の目や他者評価を気にしているだけだったのです。

 

なんとなく、言い訳になりますからね。

 

その結果、特別突出することもない

平凡な成績で引退していきました。

 

「今日はいい日だった?」

という質問も同じだと思います。

これが5段階評価で「5が良い」「1が悪い」

とかだったら、やっぱり「3」をつけたくなります。多くの日本人は。

 

「3」が基準になってしまえば

「5」のハードルがめちゃくちゃ上がり

好きな人に告白される

結婚する

宝くじが当たる

志望校に合格する

難関資格試験に合格する

子供が生まれる

 

みたいな一生のうち数回しかないときしか訪れません。

 

これらは単純に理由がはっきりしているものです。

誰が見てもわかるハッピー条件だということです。

 

これらを「良い日悪い日」に換算するということは

ドーピングして体調を最強にするのと同じです(笑)

 

上に挙げたようなことが毎日自分に起こるなんてことはありえません。

 

「良い」にしろ「悪い」にしろ

評価をつけるには必ず理由が要ります。

 

理由を考えることを放棄し

普通を選択をすることが

もっとも消極的な行動だと言えるかもしれません。

 

*体は感情で自然に動く

 

健康面だけ見ても

嬉しい、楽しいと感じれば

体の筋肉が動き、

飛び跳ねたり、声を出したり、笑ったりします。

 

腹がたっても同じです。

 

感情には体を動かすエネルギーがあります。

 

筋トレやスポーツをするときは

感情的になって取り組んだ方が

自然とパワーがみなぎってきて

パフォーマンスが上がることでしょう。

 

感情は押し殺さず

表現していった方が

楽に生きられるかもしれません。

(特に明るい方へ)

 

ありがとうございました。