破天荒な健康ノート

こんにちは 元気に生き生きと生活する情報をお届けしています。ぜひご参考ください。

寝れば治る…とは限らない

体が疲れたら眠る

眠ったら朝に体力が回復する

そう思っていませんか?

 

確かにそれは間違っていません。

 

日中に脳や筋肉に溜まる疲れの容量が

限界に迫ると体は

これ以上動かないように

睡眠導入ホルモンを分泌して

体を寝かしてしまいます。

 

*寝る(横になる)ことの弊害

 

成長ホルモンがたっぷり出る子供はともかく

大人になると

必要最低限の成長ホルモンしかでません。

 

ですので、長時間寝たり、”寝溜め”をしても

ほとんど効果はありません。

 

必要以上にとりすぎた睡眠はむしろ体に害です。

 

寝ているとはいえ、長時間同じ姿勢でいるわけですから

体の血の巡りは滞ります。

 

長時間体を横にして、

汗をかき体内の水分を減らした状態にし

体温を通常より下げた状態になるので

自然と血液の流れは滞りやすくなってしまいます。

 

よほど健康な生活習慣でない限り

朝目覚めて、体を起こして、すぐに朝支度にかかる

なんてこと難しいです。

 

寝起きが悪いときは

大抵血液がドロドロになっていて

頭が回らず、筋肉も動かしにくい状態です。

 

大体、目を覚まして、しばらくベッドでゴロゴロして

最悪2度寝して、ようやく立ち上がろうというときまで

30分くらいかかります。

 

朝、早くから出かけるというときも

途中電車の中や出先で

うとうとしてしまうものです。

 

これは、体を動かしていないことからくる血液の滞りと

水分の減少、体温の低下のトリプルパンチで

体がだるいのです。

 

寝る姿勢によっては

首を寝違えたり、肩こり腰痛を悪化させるなど

余計体を壊すなんてことも。

 

 

*睡眠の質を上げる

 

睡眠の質を上げるには

部屋を暗くする

体(脳)の温度を下げる

の2点です。

 

部屋を暗くする

明るいと、目からの刺激で

脳が興奮状態になります。

寝るときはなるべく真っ暗にし

起きるときに電気をつけるか

カーテンを開けて太陽の光を取り込むと

光刺激で自然と交感神経が高められ

体が起きるモードに入ります。

 

暗い環境でパソコンやスマホの画面を見ると

ブルーライトで目が興奮するほか、

動向が開いているので

目の光を取り込む機能が活発になり

交感神経が活発になってしまうことも

注意が必要です。

 

脳の温度を下げる

首や手足の末端を冷やすと

すんなり眠りに入れます。

 

脳に向かう血液が冷やされると

脳は、体温が下がってきたと錯覚し

松果体からメラトニンを分泌しますので

寝つきが悪い人にはオススメです。

 

手足を冷やすと良いのは

手足が熱を最も発散しやすいからで、

血液が手先・足先で熱を放出して

戻っていきます。

ここを保冷剤等で冷やしてあげれば

比較的すんなり眠りにつけるでしょう。

 

ただし、冷え性の方はあまり効果がないかもしれません。

手先・足先の血行が良くないためです。

その場合は脇の下や膝裏を冷やすと良いでしょう。

 

*起きる準備をする

 

朝、すぐに起きるには

そのための準備が必要です。

 

朝にやることは寝る前に準備しておくと

頭が回らず、体が動きにくい状態でも

オートマチックに行動でき

いつの間にか通常状態に体が動くようになります。

 

そのために必要なことは

睡眠の質を上げる逆をすること。

 

部屋を明るくする

体温を上げる

ですね。

 

部屋を明るくするのは

電気をつけたり、カーテンを開けて日光を取り入れることが

有効です。

特に朝日を眺めているだけで

交感神経が自然に高まってきて

目が完全に覚めます。

5分から10分程度でオッケーです。

あくまでも日の出のオレンジ色の太陽です。

 

もう少し遅い時間に起きるときや

天気が悪いときはまずは電気をつけましょう。

なるべく起きてすぐに電気がつけられる状況にあると良いので

リモコンやベッドランプのスイッチを

すぐにつけられる準備をしておくことが大事です。

 

朝はわかっていても体が動かないので

こういう単純なことすら準備しておかないと

結局二度寝してしまいます。

 

かといって、電気をつけっぱなしにして

寝ると、睡眠の質が悪く

あまり良い寝方とは言えないので

注意してください。

 

朝、体温を効果的に上げる方法は

水をいっぱい飲むことです。

 

水を飲めば、胃が活発になり

自然と体温が上がってきます。

 

冬の場合、

トイレに行くと

熱も排出することになるので

注意が必要です。

 

まあ、歩いたり、朝自宅しているうちに

自然に体温は上がってきますので、

最初の起爆剤として

いっぱいの水を準備しておきましょう。

 

睡眠の質を上げることで

起きている時間の質も上げましょう。

 

ありがとうございました。