体内の酵素を活性化させる
酵素とは細胞内で作られ、生物に必要不可欠なものです。
酵素のパワーが弱いと肉体はどんどん老化してしまいます。
*エネルギー反応が加速する
酵素の役割は”触媒”です。
触媒とは特定の化学反応の反応速度を早める物質で、
自分自身はその化学反応自体で変化しないもののことです。
触媒がないと、AとBはなかなか反応しないんだけど
触媒があると速やかに反応を起こすようになるものです。
例えるなら、名監督・名コーチのような存在です。
監督がいないと集中力がなく、
だらけてしまう選手達。
勝手なことをしたり、おしゃべりばかりして
さぼってばかりの状態。
そこに監督がいるだけで
選手達が集中して練習に打ち込み
態度もきびきびする。
監督としては、ただいるだけ。
みたいな環境ですかね。
体の中の酵素も
様々な名コーチがいて
分解 吸収 排出 細胞の代謝 エネルギーの捻出
などの反応速度を上げ、
肉体のパフォーマンスを保ちます。
*酵素は体温が高い時に優秀になる
体温の高い体の酵素はまさに名監督
いるだけで存在感と威圧感があり
関係する細胞たちは何も言われなくても
勝手に積極的に行動するようになります。
体温の低い体の酵素はヘボ監督
いてもあまり存在感がなく、
周りの働く細胞もスキをみてサボったり
ダラダラと働くようになります。
酵素が触媒として活性化するのは
37℃台のときです。
免疫力が高まり、
ばい菌やウイルスに強くなるのです。
*風邪を引いたら体温を上げる
酵素の力が高い方が風邪を早く治すわけですから
風邪を引いたらお風呂に入って体温を上げた方がいいです。
ただし湯冷めをしてしまうと逆効果ですので
入浴後の温度管理は注意します。
そして、体温を上げたまま
布団に入り、体温を維持した状態で睡眠をとれば
酵素の力を高めた状態になるので
風邪の治りは早いでしょう。
風邪が悪化する一番の理由は
外敵の侵入を許してしまったのに
体温が低い状態でいるからです。
風邪の気配を感じ取ったら
その瞬間から体温を上げ
酵素の働きを活性化させるように
心がけると
風邪は長引かないでしょう。
*体温が健康に大きく関わる
酵素自体は触媒で
自分自身は変化しません。
そして、体温が高いと反応速度を上げるので
まずは基礎体温を上げることが重要になります。
自らの酵素を名監督にしましょう。
そうすれば体は自動的に鍛えられます。
ありがとうございました。