水泳選手の肌が綺麗に見える理由

毛細血管は進化する

プールで泳いだ後

体がポカポカして

気持ちいい感じになり

うたた寝してしまった経験は

あると思います。

冷たい水（蛇口から出る水程度の温度）を浴びると

体の熱が水の奪われるので

体温を維持するために

体表面の毛細血管に血液を大量に流します。

大量にと言っても毛細血管なので

全体としては微々たるものです。

水泳選手の体が血色がよく

肌が綺麗に見えるのは

毛細血管が発達しているからと

言われています。

＊冷水はエネルギーを引き出す、温水はエネルギーをもらう

水シャワーや水風呂は体を冷やすためというよりも

体の内側から熱を表面に引き出すこととして効果があります。

これは夏は体の内面にこもった熱を表面から逃すことに有効で

冬はエネルギーを燃やして熱を表面に引き出すことに有効です。

（冬は気温が低いので無理は禁物ですが）

冷水は筋トレと同様、体の潜在能力を引き上げる効果があります。

冷え性の解消や代謝を上げることが期待できます。

逆に温かい水（普通の入浴）では

血管、筋肉を緩めて

疲労物質を流したり、コリをほぐすのに役立ちます。

体から疲労をとることでリラックスでき

眠りにつきやすくなります。

＊朝は冷水、夜は温水

冷水の場合、交感神経が高まるので

朝方や目をシャキッとしたい時に浴びると良いでしょう。

朝に冷水シャワーを浴びれば

目覚めがよく、朝からバリバリと作業に取りかかれます。

朝起きたばかりでは、体温が低いのですが

シャワーを浴びることで

体が体温を上げることを活発に行うので

結果として体温が上昇しやすくなるのです。

朝シャン派の人は冷水をお勧めします。

いきなり冷たい水は抵抗がある

という人は、最初は温水（ぬるめ）から浴び

徐々に冷たくしていくと無理なくできます。

手足など、末端から徐々に心臓に近づけていくことも大事です。

時間は１分くらいで十分です。

毛細血管が強化されてくると

いきなり冷水を浴びれるようになるなど

冷たさにも慣れてくるようです。

真冬の雪がふる中、半分凍っている川で

泳ぐという猛者が世界にはいますが

相当ですね。（汗）

夜の入浴は、基本的に睡眠に向けた行為ですので

体を温めて疲れをとり、リラックスさせる必要があります。

熱い風呂で体温が上がったのちに

体温が通常に戻るために下がるときに

メラトニンが分泌されて

眠りにつきやすくなります。

＊朝は体に冷たくし、夜は温かくする

自律神経の影響で

冷たいものは体を活発にさせ

温かいものは体の力を抜く作用があります。

状況によって使い分けましょう

＊毛細血管を鍛える

大きな血管は役目が決められていて

増えたり減ったりすることはありませんが

毛細血管は常に増えたり減ったりしています。

蔓のようなものです。

筋肉が成長すれば筋肉の周りに増え、

脂肪がつけば脂肪の周りにまとわりつきます。

毛細血管が発達すると

顔色が良く、健康的に見えますし

体の熱の発散がしやすくなるなど

何気に重要な健康要素でもあります。

ありがとうございました。