破天荒な健康ノート

こんにちは 元気に生き生きと生活する情報をお届けしています。ぜひご参考ください。

コミュニケーション能力・社交性の重要性

社交性が高い人は認知症になりにくいです。

 

70歳の人で

社交性が高く活発な人と、

周りとコミュニケーションが少ない人とでは

活発な人のほうが脳年齢が10歳以上も

若いということがわかっています。

 

*女性が男性よりも長生きな理由

 

平均寿命は男性よりも女性のほうが

長くなっていますが

それには脳の使い方が関係していると言われています。

 

女性(母親)は昔から家にいる時間が男性よりは多く

子供や家族の世話や近所付き合いを積極的にしなければいけませんでした。

 

スーパーに買い物をするついでに

ご近所さんにばったり会って

井戸端会議が始まる(笑)

といったことや

 

子供の友人の親とのコミュニケーション

学校の先生との相談

習い事先の人とのやりとりなど

 

必然的にコミュニケーションの機会が

多くなります。

 

子供の頃でも女の子はお母さんをみていますので

自然と女性の生き方を学び

仲の良い友人と過ごす時間を大切にします。

 

 

逆に男性はというと

社会的にそこまで多様なコミュニケーションをとる機会がありません。

 

畑で農作業をするとなれば

一人で黙々とやることになるだろうし

狩りをするにしても

感情的におしゃべりをする暇は少ないでしょう。

 

仕事としての最低限のコミュニケーションはあっても

原因→結果といった

理屈で考えることを優先させます。

 

子供の遊び方も

ゲームやおもちゃで遊ぶことに没頭する子は多いですが

友人と過ごす時間を最優先にする男の子は

少ないんじゃないでしょうか。

 

必然的に女性はコミュニケーションをとる

環境下にいる場合が多い為、

社交性が男性より平均的に高く

寿命が長くなりやすいということになります。

 

*コミュニケーションは頭を広く使う

 

コミュニケーションをとるという脳の使い方には

脳を広範囲に機能させる特徴があります。

 

細かい変化や

五感を広く使った感覚、

多様な感情表現の理解

 

といった理論的には説明しづらいこと

一言では言い表せないことを

表面的に認知して

相手にレスポンスしなければなりません。

 

例えば、友人の声のトーンがいつもより低かったら

「何かテンションが低いな。落ち込んでいるのかな?」

と察しますね。

それを汲み取った上で、相手に返信しなければいけません。

 

変なことをいうと怒ってしまうかもしれないし

傷つけてしまうかもしれないし

逆に良い”返し”ができれば相手が悩みを打ち明けてきて

相談に乗れるかもしれません。

 

このようなコミュニケーション能力は

脳のある特定の分野を鍛えれば上達すると言うものではなく

いかに脳を広く使い、

様々な想定をした上で

行動するという

 

脳のオールラウンドな使い方が求められます。

 

これが男性より女性のほうが環境的に得意だということです。

 

男性の中でもこの能力が優れていると

女性にもてたり、好感を得やすいようです。

 

認知症予防の為にもコミュ力

 

男も女もコミュニケーション能力は大切です。

 

女性にアドバンテージがありますが、

社会の変化と多様性によって

全体的にコミュニケーションが希薄になっています。

 

そこで、コミュニケーションをとりましょう。

 

コミュニケーションに苦手意識がある場合は

「自分の脳を活性化させる行動だ」

認知症予防的観点から初めて見ても良いでしょう。

 

単に社会生活のためにコミュニケーションをとるだとか

相手の事を思いやってだと

と考えてしまうと、ストレスに感じて

コミュニケーション=大変なこと

だと植えつけてしまいます。

 

脳トレだと割り切って

認知症予防という健康的メリットがあることを

意識すると良いでしょう。

 

数独脳トレゲームよりよっぽど

効果的で利益があると思います。

 

-追伸-

どーしても無理

という方は

ペットなど動物とふれあったり

芸術の追求など

脳のオールラウンドな使い方は

他にもあります。

ただ、人とのコミュニケーションが

一番手っ取り早い行動です。

 

ありがとうございました。