破天荒な健康ノート

こんにちは 元気に生き生きと生活する情報をお届けしています。ぜひご参考ください。

脳の暴走を食い止める

*余計な考えを排除していく

 

人の脳は絶えず、何かを考え、脳内でイメージを作り

記憶が目まぐるしく飛び交い

感情が変動します。

 

その全てが必要で素晴らしく、明るいものではありません。

 

ノイズのような情報や

妄想にすぎないものも多いです。

 

人はこの中から自分が必要だと感じるものを

自然に取捨選択しているわけですが、

 

不安症な人は

不安につながる記憶や考えを

多く拾い

それと感情が合わさって

不安な思考を多くしてしまうのです。

 

それが妄想や思い込みに発展していきます。

 

あまり妄想や思い込みに支配されると

別の考え方ができなくなってしまうので

一度、ニュートラルな状態に戻す必要があります。

 

*感情や妄想は湧き出てくるもの

 

寝ているときに夢を見ることがあると思いますが、

内容がごちゃごちゃで、

起きてから説明(言語化)しようとしても

詳細までは説明できずに

内容を忘れてしまいますよね。

 

覚えているのは目を覚ます直前や

感情が最も揺さぶられたときの

衝撃的なシーンくらいです。

 

そのくらい意味不明に

脳内では様々な情報が飛び交っています。

”フラッシュバック”という

何かのきっかけに急に昔のことを思い出すこともあります。

その都度に、気分を害していたり、

変に機嫌を悪くなるのも疲れます(汗)

 

感情や記憶は勝手に湧き出てくるものだと

なるべく楽観的に考えたほうがいいでしょう。

 

何かを思い出すときは

覚えた経緯を考えるものです。

 

昨日の晩御飯を思い出すとき

何時に誰とどこで

そのときどんな状況だったか

を踏まえながら思い出すはずです。

 

関連付けて覚え

関連付けてながら思い出す

ので、自然とどうでもいいことも

出てきてしまうのです。

 

*ネガティブな湧き妄想は流し、閃きやポジティブなアイディアを拾う

 

思考に感情が深く入り込んでくると

あまり合理的なアイデアは浮かびません。

 

怒り狂った時には

悪いことだとわかっていても人を殴ってしまったり

暴言を吐いて、後で謝る羽目になったり

 

喜び狂っているときは

周りが見えなくなって迷惑をかけたり

 

と、感情はIQを下げると言われています。

 

かといって感情が揺さぶられないと

人は行動に移れないのも事実です。

 

感情がなく、粛々と行動できれば

まるでロボットのように作業ができれば

効率がいいのではないか

と考えてしまいがちですが

人間にはそれができません。

 

わずかな時間だけなら可能ですが

長期的には持続できません。

 

それは、考え込みすぎて

結局動けなくなるからです。

 

 

感情と思考をバランス良く

扱う必要があります。

 

例えば、車の運転の際に

後ろからあおられたり、強引に抜かれて

横入りされたとします。

 

普通だと、カッとなって

抜き返したり、文句を言ったり

その”迷惑な車”に意識がいってしまい

感情的になります。

 

車の運転だと、個人個人が隔離しているので

気が大きくなりやすいです。

 

しかし、それはIQが下がった状態の判断であり

事故やトラブルにつながるリスクを考えたら

避けるべき行動です。

 

自分が安全運転することに意識が向いていれば

そういう車に道を譲ってやり

距離をとることが賢明です。

 

*IQを上げる感情の選び方

 

感情が高まるとIQが下がるが

IQ(理性)だけでは行動できない。

 

そのために、客観的、長期的なものの見方が必要ですが

言葉で言うのは簡単ですが

実際に行動に移すには難しいものです。

 

そのためには環境を変える必要があります。

 

先の車の運転の場合

アップテンポな音楽をかけるより

リラックス系の音楽をかけたほうが

感情的になりにくくなるといった

環境の変化です。

 

環境を整備した上で

湧き出てくる妄想の中から

冷静に判断する。

 

行動を起こす感情を高めながら

冷静に考える思考に切り替える

環境の準備が

脳の暴走を食い止める上で

重要なことになります。

 

ありがとうございました。