下半身の筋肉を臓器として扱う
人の体は
下半身の筋肉だけで
全身の筋肉の7割をしめています。
- お尻の筋肉”大殿筋”
- 太ももの筋肉”大腿筋”や”ハムストリング”
- ふくらはぎの”腓腹筋”
(とその周辺の筋肉)
実際に触ってみればわかりますが
これらは特別鍛えていなくても
相当の肉厚が自然に確保されます。
腕の筋肉が大腿筋並みに発達するには
かなりのトレーニングをしなければなりません。
上半身を鍛えることは
姿勢を維持するために大切ですが
元々の大きさでは
下半身の筋肉にはかないません。
*脚筋は臓器であると心得よ
脚は第二の心臓と言われるくらい
重要です。
ポンプとして働き、
全身の血液を流すポテンシャルがあります。
全身の7割もあるため
効果は上半身の比ではありません。
筋肉は糖質を血中から集めて筋肉のエネルギーとして
蓄える働きがあります。
筋肉が内臓のサポートとして役立ちます
- 心臓…血液を流すポンプのサポート
- 肝臓…糖質、脂質、タンパク質の代謝のサポート
- 胃腸…血流が良くなり栄養の吸収が良くなる
他にも
- 体の熱が発散しやすい(暑さに強い)
- 体を温めやすい(寒さに強い)
- 脳が冴える
- 膝腰が強化される
脚の筋肉は臓器だと考えるくらいにし、
よく動かしましょう。
鍛えればより強化され
使わなければ衰えてしまうまでです。
*よく動き、よく動かせ
脚の筋肉を効果的に活用するには
- よく立つ
- よく歩く
- 階段を利用する
- 定期的にストレッチする
- 定期的に筋トレする
座りっぱなし、寝っころがりっぱなしでいるよりも
こまめに立ったり歩くことで
十分脚の筋肉を生かすことができます。
よく言われる
電車では席に座らず立つ。
エレベータ、エスカレータではなく階段を使う。
散歩をする。
ジョギングをする。
風呂上がりにストレッチをする。
これらの動作で
コツコツと貯金をためるようにすれば
自然と運動したことにもなります。
これにプラスするもしくは
日々の運動不足を補うために
脚のストレッチと筋トレで
筋肉を強化すれば完璧です。
夏は暑さであまり動きたくなかったり
汗をかきたくない
エアコンの部屋でじっとしていたい
という人も多いかもしれませんが
こまめに立ったり
うろうろしたりするだけでも
脚に体重が乗っかり
潜在的に刺激を与えることができます。
筋トレは
スクワットや腿上げなどの簡単なものから
はじめてみましょう。
ありがとうございました。