破天荒な健康ノート

こんにちは 元気に生き生きと生活する情報をお届けしています。ぜひご参考ください。

年をとると徐々に体力が低下する理由

年をとると、体の疲労回復スピードが落ち

疲れやすくなり

筋力、内臓機能が低下します。

 

この根本の原因ともいえるのが

副交感神経機能の低下です。

 

副交感神経が年々低下する原因は

交感神経に比べて”繊細”であるためです。

 

*力を入れるより、抜く方が難しい

 

わたしたちは普段から

ぎゅっと力を入れることは意識しやすいですが

完全に力が抜けているという状態は

あまり意識できないですね?

 

力を入れているつもりがなくても

実は力が入っていたり

慢性的なコリとして緊張していたりします。

 

体の組織の緩和を促す副交感神経は

とても繊細で体の老化とも

密接に関係していることがわかります。

 

その低下は30代から40代で顕著に見え始め

このころから

「自分も年をとったなぁ」

と悟るものです。

 

多くのスポーツ選手が30代までに引退するのも

副交感神経の機能が低下し、

10代20代のようなパフォーマンスが出せなくなるため

だと言われています。

 

自分の生活だけでなく、

家族(パートナー、子供)や先輩後輩(年上、年下)

何かとと板挟みになる年齢ですので、(苦)

余計、神経使わなくてはいけませんね。

 

30過ぎても若々しく生活したければ

副交感神経を正常にし、

より能力を高めることに意識しましょう。

 

*繊細な神経を強化する方法

 

力を抜いた状態を認識するのに有効なのは

 

一回、力を入れる → 力を抜く

 

ということです。

 

手をぎゅっと握りしめて、ふっと力を抜いた瞬間に

脱力感を認識することができます。

 

つまり、力が入っていない状態を得るには

一度力を入れる必要が有ります。

 

これを筋肉を力んだり、緩めたりするだけだと

その筋肉周辺しか感じられませんが、

 

脳や内臓機能にもダイレクトに影響を与え

普段から自然に行っていることで

認識できることが一つあります。

 

それは”呼吸”です。

 

腹式呼吸などの呼吸法や

それを取り入れた動き(ヨガなど)

はたくさんありますが、

 

リラックスさせるためには

力が緩まることを感じることが重要です。

 

息を吸う時に胸の筋肉が入り

吐く時に脱力させる。

 

吸うのに4、5秒

吐くのに10秒くらいかけることで

力を緩める時間が長くなり

副交感神経を高めて

体をリラックスさせることができます。

 

呼吸法は酸素の入れ替えを活発にして

血中の酸素量を上げて健康になることばかりに

注目しがちですが、

自律神経の正常化

副交感神経の機能向上も含めて

肉体と精神を整えることができるのです。

 

息を吐くときに

息を全部吐き切ろうと

おなかを力ませて、へこませようとしてしまいがちですが

あまり力を入れすぎると体が緊張してしまい

副交感神経を高める効果が薄れてしまいます。

 

*体の力の抜き方が下手だと老け込みやすい

 

ストレスの多い社会で

ストレスを直に浴びたまま生活していると

体は徐々に力の抜きかた(リラックス)がわからなくなり

年々体力が低下したり

病気になりやすくなってしまいます。

 

逆にリラックスの仕方が上手な人は

年を取っても老け込まず、

体も頭もフレッシュで、

大きな病気にかかる可能性も低く

不自由な生活をする機会も少ないです。

 

この違いは、体の力の抜きかたによって

変わってくるのです。

 

サボりかたが上手いというか

ストレスとの付き合いかたが器用というか

 

必ず、力を抜いて脱力させ

回復することができます。

 

多くの人は、いろいろなことに縛られ過ぎてしまい

常にどこかに力が入りっぱなしになっているので

回復能力が低下してしまのではないでしょうか。

 

力を入れることだけでなく

力を抜くことも大切にしましょう。

 

ありがとうございました。