食するときは足で踏ん張るべし
食事のときの姿勢は大事です。
食事の際の姿勢は噛み合わせに影響を及ぼします。
食べ物を噛む際にあごだけをを使っているように考えがちですが
それは姿勢によって変わります。
試しに、右を向いた状態で歯をカチカチさせてみてください
次に、左を向いて歯をカチカチさせてみてください
最後に正面で歯をカチカチさせてください
噛み心地は一緒でしたか?
左右で微妙にずれているかと思います。
つまり噛む筋肉の左右のバランスは
姿勢によって影響を受けるのです。
さらに、目の動きによっても若干バランスが変わります。
右を向いているときと、左を向いているときで
噛む筋肉のバランスに違いが出てきます。
*生活環境があごに大きく影響する
例えば食事のときの環境をチェックしてみてください。
テレビを見ながら食事をする場合
テレビの位置とテーブルの位置によっては
自分の体を傾けて食事をすることになります。
この場合、左右の噛む筋肉のバランスは同じではなくなります。
これが毎度のことだと筋肉のバランスも
歪んだ状態で固定されます。
*基本はまっすぐ向いて足をつけて食事する
食事をする際に、
左右のあごのバランスを歪ませずに
食事をするには姿勢を正して食事をすることです。
首を横に曲げたり、寝転がって食事をする習慣は
あごの歪みを引き起こし
体に良くありません。
足を地につけて食事をすることで
左右のバランスが良くなり
噛む力が左右バランスが良くキープされます。
地に足が付いていないと
上体がグラグラしてしまうため
噛むバランスがずれやすくなってしまいます。
*至高の食事方法
最高の食事方法は
「食事に集中する」ことです。
私は小さい頃からテレビを見ながら食事をしたり
時には手元に漫画本やら新聞やら携帯ゲームを見ながら食事をすることが
当たり前になっていました。
高級レストランや宿泊先などに行くと
美味しそうな料理が並び
料理が出されるタイミングや
レストランの雰囲気が
食事を美味しく感じるようになっています。
当然、テレビなんかついていません。(笑)
ムードにあった音楽がかかっていたり
料理を作っているところが覗けるようになっていたり
女将さんから食材の説明があったり
お客さんをおもてなす工夫がほどこされています。
正直、そんなところでゲームの電源をつけたり、
スマホをいじり続けるのは申し訳ないです。
それくらい料理に集中して食事をすると
本当に美味しいです。
家族や仲間と一緒に食べていても
料理を通して会話が盛り上がること間違いなしです。
何が言いたいかというと…
できるだけ料理に集中することで
自然と正しくあごが使えるということですね。
唾液も十分に分泌されますし
あごの筋肉のバランスも良いので
食事をする時の姿勢や環境を、一度見直してみましょう。
ありがとうございました。