破天荒な健康ノート

こんにちは 元気に生き生きと生活する情報をお届けしています。ぜひご参考ください。

便秘で悩んだらまず砂糖を疑え

便秘がなかなか治らないあなたへ

 

便秘解消には野菜を食べる、

水分をこまめに取る、

運動やマッサージをすることが

大事だということは周知の事実だと思います。

どれも効果がない。

もう、何をやっても改善しないから薬に頼らざるを得ない。

という、人も多いと思います。

 

便秘に効く食事(ヨーグルト、納豆など)を食べている

水分補給をこまめにしている

運動も定期的にしている

なのに便秘だという方へ、

今一度見直していただきたいことがございます。

 

もちろん、特に意識していない方も…

 

甘いものを食べ過ぎていないか?

ということです。

 

砂糖には胃腸の働きを抑える「糖反射」という現象を引き起こします。

砂糖は体から力を抜くリラックス効果がありますが、

同時に消化器官もリラックスさせてしまうのです。(汗)

 

ですので、砂糖を取りすぎている人は、

普段から胃腸、特に大腸の働きが低下気味になりやすいのです。

 

お腹が張っている、ゴロゴロ音がするのに便意はない何てことはないでしょうか?

大腸としてもたまった便を排出したいのに、

糖の影響で力を思うように発揮することができないのです。

 

さらに、糖分自体は大腸菌の餌になりますので、

いわゆる悪玉菌が増えて腸内環境も悪くなってしまいます。

 

糖を食べると血糖値が上がります。血糖値が上がると体温が上がり、

気分が良くなります。

ですが、すぐにすい臓から血糖値を下げるインシュリンが分泌されて

正常な状態へと戻してしまうのです。

 

甘いものを普段からたくさん食べる習慣にある人は、

血糖値の上がり下がりの波が大きく、

体温変化、気分の変化が大きくなってしまいます。

そしてすい臓への負担も増加してしまいます。

 

すい臓には、血糖値をコントロールするホルモンを分泌する役割の他に、

膵液を十二指腸へ分泌して、胃で分解された消化物をさらに細くして

小腸へと送る役割があります

すい臓への負担が増えれば、当然消化吸収へも影響が出てしまいます。

 

糖分及び炭水化物の取りすぎは

大人になったらまず見直すべきポイントだと考えましょう。

十代までは成長期ですので、

そこまで糖質制限をしなくてもあまり影響はないでしょう。

肥満の人くらいが気をつければいいと思います。

 

一番注意しなければいけないのは

甘いものが子供の頃から好きだけど、

そこまで太ったり病気にならなかったタイプのあなたです。

子供の頃は基礎代謝が高かったので、

今まではそこまで影響はなかったのではないでしょうか?

時々ニキビが気になる程度だったのではないですか?

 

最近は特に「大人ニキビ」が治らない人が増えています。

大人ニキビは顔や背中、頭皮を中心にでる吹き出物のことです。

跡が残りやすく、治りにくいのが厄介です。

 

大人ニキビで悩んでいる人の大半は便秘でもあります。

大人ニキビの悪化は体からの兆候(サイン)だと思ってください。

 

成長期の子供の頃とは違って、体が砂糖を処理しきれなくなっているのです。

ですので、一度砂糖を絶ってみることをお勧めします。

ご飯やパンを多めに取っているのであれば減らしてみてください。

一週間から一ヶ月程度で便秘や肌荒れが改善してくると思います。

 

もし、砂糖を絶ってみて便秘が改善したら、

今まで砂糖を取りすぎていたと考えて間違いないでしょう。

特に、食事や運動を気をつけている方ならすぐに効果が出ると思いますので。

 

ヨーグルトを食べるといいからといって、

ヨーグルトに砂糖をいっぱい入れて食べていたら余り意味がないですし、

カロリーは気にするけど、糖分を気にする人は少ないですからね。

 

それに、甘いもの好きに取っては砂糖が腸の働きを妨げるなんて

寝耳に水状態で完全に盲点になりやすいです。

 

砂糖を食べると幸福感を得られるので、依存性があり、

なかなかやめられないという人も多いです。

 

私も甘いものが好きですので、

家にあるだけボリボリ食べてしまいます。

 

個人的には、完全に辞める必要はないと思いますが、

摂取量を自分の胃腸と相談して適切な量にコントロールする必要があります。

今までは、安いお菓子をいっぱい買ってきて毎日ばくばく食べていたのを、

高いお菓子を時々買って楽しむ

に切り替えてみてはいかがですか?

 

チョコレートなどは安いものはほとんど「砂糖の塊(チョコレート風味)」ですので。

 

甘いものを欲しているのは腸ではなく脳です。

 

脳はアホなほど甘いものを欲するのですが、

腸としては「もういらねーよ」といっているのです。

 

まずは、脳の言うことを無視する必要があります。

 

直砂糖のお菓子は避けて、果物(適量)や蜂蜜(適量)

といった自然糖に切り替えていくことから始めるのも第一歩としては大切です。

 

ありがとうございました。